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サーバーワークス、AWS運用自動化サービスがAmazon Auroraに対応

 株式会社サーバーワークスは11日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤の運用を自動化する「Cloud Automator」において、クラウドデータベース「Amazon Aurora」向けの運用自動化機能を提供開始すると発表した。

 Amazon Auroraは、MySQLと互換性のあるRDBエンジンで、商用データベースの可用性およびスピードと、オープンソースデータベースのコスト効率性および簡素性を持ち、注目を集めている。

 サーバーワークスではこれまでも、Amazon Auroraの導入を進めるAurora Readyパートナーとして、Amazon Auroraの導入を支援してきたが、今回その運用効率化を図るために、Cloud AutomatorにAmazon Aurora向けの運用自動化機能を追加した。

 Cloud AutomatorがAmazon Auroraに対応することで、運用時に発生する作業を自動化し、ユーザー企業のAmazon Auroraの運用負荷を軽減するとのこと。例えば、Amazon Auroraのバックアップを保管したい場合は、Cloud Automatorの「DBクラスタースナップショット」機能を用いて特定のタイミングでバックアップを取得し、ローテーションすることができる。

 また、Amazon Auroraをバックアップから復元する際には、Cloud Automatorの「DBクラスタースナップショットからリストア」機能により、取得しているバックアップからデータベースを特定のタイミングで復元可能とした。

石井 一志