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コニカミノルタ、複合機と連携するクラウドストレージサービス

 コニカミノルタ株式会社は11月30日、株式会社ボックスジャパンと共同で、クラウドストレージサービス「Box for bizhub」を提供開始すると発表した。

 Box for bizhubは、コニカミノルタの複合機「bizhub(ビズハブ)」のユーザー専用に提供されるクラウドストレージサービス。ビジネス向けクラウドストレージサービス「Box」をベースにしており、セキュリティ機能やコラボレーションといったのBoxの基本的な機能はそのままに、本来は有償メニューで提供される動画ファイル再生や、バージョン管理、さらには最上位プランが備える無制限の外部コラボレーションなど、より高度な機能を標準で利用できる。

 また、複合機連携の機能を備えており、bizhubで受信したFAXやスキャンしたファイルをBox for bizhub上のフォルダに自動転送して、PCやタブレット端末から閲覧することが可能。また、コニカミノルタが提供するSMB向けクラウドサービス「INFO-Palette Cloud」の有償メニューと組み合わせ、クラウドストレージへの文書保存時に自動仕分けする機能などを利用すれば、より簡単に文書を管理できるとした。

 さらに、bizhubにインストールするbizhub Connector for Boxを利用すると、bizhubからBox for bizhubへ直接ログインし、PCレスでのダウンロード印刷が可能になる。

 bizhubの購入者は最大6カ月、5ユーザーまで無償で利用でき、無償期間経過後は、コニカミノルタが販売するBoxの有償メニュー(Business/Enterprise)へのアップグレードにより、継続して利用できる。

石井 一志