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新日鐵住金、操業系システムのIT基盤に「Oracle Exadata」を採用

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)と日本オラクル株式会社は4日、新日鐵住金株式会社が、操業系システムのIT基盤として、データベース向けエンジニアド・システム「Oracle Exadata Database Machine」(以下、Oracle Exadata)を導入したと発表した。このプロジェクトではNSSOLがシステム導入を推進し、新システムの構築・運用まで、全体のプロジェクト管理を遂行したという。

 新日鐵住金では、中核事業である製鉄事業において、製鉄所での生産を支える操業系システムで、オープンシステムを採用。24時間365日の安定稼働を実現するための高可用性と、生産管理および情報系システムを含む複数のデータベースを統合できる性能が評価され、Oracle Exadataを導入した。

 さらに同社は、オラクルが培った実証済みの技術と顧客の成功事例に基づき、高可用性を実現するためのアーキテクチャ「Oracle Maximum Availability Architecture」を採用している。

 あわせて、Oracle Databaseを障害およびデータ破損から保護する「Oracle Data Guard」のスタンバイ機能を活用し、データベースのアップグレードをほぼ無停止で実施しており、システム全体としても極力無停止の運用を実現しているとのこと。

石井 一志