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Office 365と「PassLogic」の連携モジュールを開発、トークン不要のOTPが利用可能に
(2015/7/10 15:19)
パスロジ株式会社は、Office 365の本人認証を、パスロジが提供するトークンレス・ワンタイムパスワード「PassLogicエンタープライズ版」(以下、PassLogic)に対応させるための連携用モジュールを開発し、8月より提供開始すると発表した。
「PassLogic」は、トークン不要でワンタイムパスワード(OTP)を提供するソフトウェア製品。イメージからワンタイムパスワードを作り出す「パスロジック認証」を採用しているのが特徴で、Webブラウザ上に表示される乱数表から、ユーザーごとに設定されている「位置」と「順番」に従って数字を抽出し、ワンタイムパスワードを生成している。
今回提供される連携用モジュールを利用すると、Office 365の多要素認証のひとつとして「PassLogic」が利用できるようになるため、Office 365をより安全に利用可能になるという。「PassLogic」では、認証用トークンの購入や運用、サポートが不要で、ICカードリーダーなどの特殊な装置も不要のため、USBが使えないスマートデバイスでも利用できるメリットがあるとのこと。
なお、すでにActive Directory Federation Services(ADFS)が導入されている環境であれば、連携用モジュールをADFSにインストールするだけで、簡単に「PassLogic」への対応を実現できる。