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東北電力と日本IBM、エージェント型AIの活用で地域に新たな価値を創出するAIパートナーシップを締結

 東北電力株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は11日、エージェント型AIをはじめとする先進テクノロジーを活用し、東北・新潟地域への新たな価値創出を目的としてAIパートナーシップを締結したと発表した。

 東北電力グループは、2025年度経営計画の中で「DXを成長への機会として捉え、イノベーションなどを通じた既存事業の強化・拡張や新たな事業の拡大など、グループ全体で成長へチャレンジする」ことを掲げ、持続的な経営基盤の強化としてAIの活用をはじめとするDX分野への注力と、地域との価値共創を推進している。

 日本IBMは、世界をより良く変えていく「カタリスト(触媒)」になることをミッションとして、責任あるテクノロジーを通じ、地域社会への貢献を目指している。

 両社はパートナーシップに基づき、日本IBMが保有するエージェント型AIなどの先進テクノロジーの実装に向けた取り組みを推進し、東北電力グループの各事業領域におけるDXを加速していく。また、AI実装や運用に必要となる戦略策定、基盤整備、人材育成にも取り組む。これらの取り組みを通じて、東北・新潟地域に新たな価値を創出し、持続的な発展に貢献するとしている。