ニフティ、自社クラウドとストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の連携ソリューションを販売

　株式会社オレガは、自社のストレージ仮想化ソフト「VVAULT（ブイボルト）」とニフティ株式会社のクラウドサービス「ニフティクラウド」を組み合わせたソリューションを、ニフティが6月初旬より販売開始すると発表した。

　VVAULTは、Windowsで認識できるすべてのストレージを仮想統合し、仮想ドライブを容易に構築できるストレージ仮想化ソフト。ニフティクラウドを含むパブリッククラウド上での稼働にも正式対応するほか、クラウドストレージを含めた異種混在ストレージ環境を階層管理する「ティアリング機能」を備えている。

　これまでオレガでは、ニフティクラウドのリセラーとして、ニフティクラウドとVVAULTを組み合わせたクラウドサービスを販売してきたが、今回の提携により、ニフティクラウド上のサービスとしてもVVAULTが提供されるという。

　オレガでは、ニフティ向けにVVAULTのOEMライセンスを設定するとともに、ニフティクラウド上のVM設定作業やインストール作業、オンプレミス環境からのデータ移行サービスなどを提供し、ニフティがこれらを、エンドユーザーやパートナー企業に対して再販する。また、エンドユーザーからの問い合わせやサポート業務も、相互に窓口を設けた上で連携して対応するとのこと。