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ネットギア、ハードウェア性能を25%向上させた1Uラック型NAS

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は2日、ラック型NASのエントリー製品として、1Uサイズの「ReadyNAS2120v2シリーズ」を発表した。2月9日より販売開始する。

ReadyNAS2120v2シリーズ

 ReadyNAS2120v2は、「ReadyNAS2120シリーズ」の2世代目となる1Uラック型NAS。4基のHDDを内蔵でき、各種サーバーのバックアップ用途や、25人程度の事業所におけるファイルサーバー用途に適しているという。

 ハードウェアは、Armada XP(デュアルコア、1.6GHz)のCPUと2GBのメモリを搭載し、従来製品と比べて、ハードウェア性能が25%向上した。ソフトウェアとしては、ネットワークストレージ用OS「ReadyNAS OS 6.2」を搭載し、RAIDやスナップショット、ライセンスフリーのウイルス対策機能を利用できる。

 また、アクセス頻度の低いファイルの破損を事前に検知・修復する「ビットロット・プロテクション」、複数個所に設置したReadyNAS間で自動的にVPNトンネルを構築し、ファイルをバックアップする「ReadyNAS Replicate」といった機能によってデータを保護するとした。なお、RAIDは0/1/5/6/10とX-RAID2に対応する。

 価格は、2TB×4のモデルが38万円(税別)、3TB×4のモデルが48万円(税別)、4TB×4のモデルが58万円(税別)。

石井 一志