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オーク情報、大規模ネットワークフォレンジック製品「NetEvidence Enterprise」
(2014/9/9 13:19)
株式会社オーク情報システム(以下、オーク情報)は9日、ネットワークフォレンジックサーバーの大規模ネットワーク向け「NetEvidence Enterprise」の販売・出荷を開始した。
NetEvidenceは、ネットワークを通過するすべての通信パケットを記録・解析し、メールの送受信やホームページ閲覧などの通信を、実際に送受信されたままの状態で長期間保存するアプライアンス製品。ネットワーク利用者による不正行為を抑止し、万が一の際には、いつ・誰が・どこへ・どんな情報を・どんな手段で漏えいさせたかを素早く特定できるという。
新製品のNetEvidence Enterpriseは、現行モデルのNetEvidenceの性能を向上させることで、高速・大流量のパケット記録・解析を実現し、Gigabit環境の高速ネットワークにも対応可能とした。
また、記録対象とするネットワークのトラフィックに合わせてシステム構成を自由に調整することが可能。大流量のパケットをリアルタイムで解析する場合やパケットデータ記録のみを安価に構成する場合など、ニーズに合わせた構成を可能とした。導入後に通信パケット量が増加した場合も、サーバーを増設することで柔軟に性能を拡張できる。そのほか、記録サーバーや解析サーバーの冗長構成を可能とし、耐障害性を高めている。
システム構成は「NetEvidence CM <記録サーバ>」「NetEvidence AM <解析サーバ>」「NetEvidence RM <閲覧サーバ>」「NetEvidence CT <コントロールサーバ>」。価格はオープンだが、参考価格は最小構成で1100万円(税別)から。