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ゾーホー、ADのアカウントロック解除をセルフ化する製品

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は20日、Active Directory(AD)のアカウントロック解除/パスワードリセットの運用工数を削減する「ManageEngine ADSelfService Plus」を販売・出荷を開始した。

 Active DirectoryによるWindowsログオン時に、パスワード入力を数回間違えたり、ID・パスワードの利用期限が過ぎてしまって起こるアカウントロック。システム部門やITヘルプデスクへの問い合わせの30~50%を占めるといわれる、このアカウントロックの解除をセルフサービス化するツール。

 アカウントロックされたドメインユーザーは、Windowsログオン画面から自身でアカウントロック解除/パスワードリセットが行える。その際、「セキュリティ質問」や「携帯電話のSNS・メール・Google Authenticatorに通知される認証コード」を用いて本人確認することでセキュリティを確保する。

ADSelfService Plus を利用したユーザー自身によるアカウントロック解除の手順
Windowsログオン画面から5ステップでアカウントロック解除/パスワードリセット

 このほか、ドメインユーザー自身によるAD登録情報(連絡先)の更新や、パスワード/アカウント期限をドメインユーザーに通知する機能も備える。

 ADSelfService Plusは、ADのドメインユーザー数に基づくライセンス体系で提供される。500ドメインユーザーの場合、54万6000円(税別)。30日間無料の評価版も提供する。

川島 弘之