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ゾーホー、AD管理ツールを発売~人事異動シーズンの大量更新も楽に

「ManageEngine ADManager Plus」日本語版

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は21日、Active Directory(AD)上のID管理を効率化する「ManageEngine ADManager Plus(以下、ADManager Plus)」を発売した。

 ADManager Plusは、特に人事異動時や組織改編時などに大きな負荷となる、ADにおけるユーザー情報の更新作業を効率化するID管理ツール。GUIでの一括設定やCSVインポート、共通する属性のテンプレート化などが可能で、アカウント情報やファイルサーバー・Exchange属性を一括更新することで作業負荷を抑えられる。

 また、繰り返しの設定作業をスケジュールやポリシーとして設定し自動化することが可能。長期間使用されていないアカウントの自動抽出および無効化・削除や、入社日・退社日などを指定したアカウントの自動作成・有効化・無効化・削除・変更、グループへの追加・削除などをスケジューリングできる。

 ADManager Plusを利用するユーザの権限として、「依頼者」 「レビュー担当者」 「承認者」 「実行者」 と最大で4つの役割を設定し、作業の申請/承認のワークフローを設定することも可能だ。

ADManager Plus による一括設定・自動化・ワークフローイメージ

 ドメイン数とオペレータ数(製品を利用する管理者以外のユーザー数)に基づくライセンス体系となり、ADオブジェクト数には依存せず。価格は、オペレーター0名で管理者のみの場合、33万5000円(税別)からとなる。動作検証などに利用可能な30日間無料評価版も提供する。

川島 弘之