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京都市内に巨大氷が降る!? Squareと加盟店200超が地域活性化イベント

 Square株式会社は11日、京都市内のSquare加盟店200店舗超と共同で、地域密着型店舗の活性化を目指し、「COOL KYOTO by Square」を開催すると発表した。同イベントに賛同した京都市内のSquare加盟店がショッピングマップで店舗情報を発信したり、来店特典を用意したりして、より多くの顧客との出会いを目指すとともに、スマートな決済体験を通してショッピングの新しい形を提案する。イベント期間は8月11日~8月31日。ショッピングマップではSquareの「ゆびサイン」を体験した顧客の累計数を「納涼メーター」で毎日追えて、一定数に達すると9月にSquareならではの納涼イベントが実施されるという。

 Squareは、「make commerce easy(あらゆる人が簡単に商売できるようにすること)」というミッションの下、手頃な手数料だけで利用できるクレジットカード決済や無料POSレジをはじめとするサービスを提供している。特徴的な機能として、クレジットカードで買い物する際にスマートフォンやiPadの「Squareレジ」アプリの画面上で指でサインする「ゆびサイン」を搭載する。

 日本では2013年5月にサービス提供を開始し、業種や事業規模にかかわらず全国の事業者に利用が拡大。日本での累計取扱高は100億円を突破。

 京都では創業100年を超える着物や器、京料理など和の伝統を代々受け継いできた店舗から、新たな流行を生み出すモダンな店舗、京町家を活用した宿泊施設まで、個性豊かな店舗がSquareを利用しているという。

 今回のイベントでは、既存のショッピングマップでは漏れがちだった個人経営店と出会える地図+αのツールとして、Google Mapと連動したショッピングツールを提供。顧客がここに登録された店舗で買い物(ゆびサイン)をすると、来店特典の「Square特製竹細工うちわ」が提供されるほか、参加店舗全体の買い物回数を見える化する「納涼メーター」の数値が上がっていく。

 この納涼メーターの数値に応じて、Squareが街のあちこちに「巨大氷」をプレゼント。「みんなが京都でお買い物すれば、するほど、巨大氷を京都の町に降らすことができる!?」(Square)といった内容となっている。

 さらに数値が一定数を達成すると、9月に京都市内で納涼イベントも実施。こうした取り組みを通じて、顧客との出会いや新しいショッピングの形を京都の町に描く考えだ。

川島 弘之