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CCC、SCSKのERPパッケージ「ProActive E2」をExadata上で稼働へ

 SCSK株式会社は5日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)が、情報システム基盤として保有しているデータベースマシン「Oracle Exadata」上で、同グループの共通会計システムとして、ERPパッケージ「ProActive E2」の稼働を決定したと発表した。

 「TSUTAYA」や「Tカード」「Tポイント」などの事業を運営しているCCCでは、2003年から、グループ共通会計システムとして「ProActiveシリーズ」の利用を開始。さらに2009年には、グループ全体の経営状況を素早く把握し、より迅速な意思決定を実現するために、最新シリーズの「ProActive E2」へバージョンアップを行っている。

 さらに同グループでは、将来の事業拡大に伴うさらなる大量データへの対応を見据え、今後の情報システム基盤活用の検討を開始していたが、「ProActive E2」がExadata上での稼働環境をサポートしていること、また、Exadataが持つ高い処理能力やスケーラビリティといった性能への期待から、今回の稼働を決めた。

 なおSCSKでは、Exadataを用いたソリューション提案を行うほか、データ移行を含めたシステム環境構築を支援するとのことだ。

石井 一志