ニュース

SCSKのERP製品「ProActive E」、オラクルのデータベースマシン「Exadata」に対応

大量データの処理効率が4倍に向上

 SCSK株式会社は21日、日本オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata」上で、自社開発のERPパッケージ「ProActive E」の稼働検証を実施し、大量データの高速処理における最適化を実現したと発表した。またあわせて、ProActive Eは「Oracle Exastack Optimized」プログラムの認定を取得している。

 SCSKでは今回、ProActive Eのデータベース基盤としてOracle Exadataを利用し、動作環境としてサポートしているとともに、高速処理の最適化を実現した。具体的には、ProActive Eの財務会計システム上にある5000万件の実績データを「ProActive E2」管理会計システムと連携する際に、平均処理時間が75%短縮されたという。また、外部システムで作成した会計仕訳や請求データなど、50万件のデータをProActive Eに取り込み、平均処理スピードを2倍に向上したとしている。

石井 一志