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ミラクル・リナックスとネクスコム、中規模向けZabbixアプライアンスの新モデル
(2013/3/13 17:51)
ミラクル・リナックス株式会社と株式会社ネクスコム・ジャパン(以下、ネクスコム)は、統合監視ツール「Zabbix」を用いたアプライアンスサーバーのラインアップに、監視対象500ノードまでの環境で利用できる中規模向け製品として、「統合監視サーバ MIRACLE ZBX6000」(以下、ZBX6000)を追加すると発表した。価格は36万7500円で、3月21日より出荷を開始する。
「MIRACLE ZBX6000」は、オープンソースの統合監視ソフト「Zabbix」を利用するためのアプライアンスサーバー。ネクスコムの提供するハードウェアに、オープンソース版Zabbix1.8.15をベースとした独自パッケージ「MIRACLE ZBX」と、MySQL 5.5.25aおよびミラクル・リナックスの最新Linux「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 SP2」をプリインストールして提供する。
対象としては中規模向けで、従来製品「MIRACLE ZBX5100」の後継に位置付けられているが、監視対象が500ノード、または5万監視項目程度まで(監視間隔5分)に拡大されており、従来比で2.5倍の監視性能を提供できるとのこと。
なお、オープンソース版のZabbix 1.8ではSNMPトラップ受信専用ホストへまとめて格納されるのに対し、ZBX6000では各トラップごとに定義されたホストへ自動で振り分けて格納される点もメリットとのこと。