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Workday、対話型AIインターフェイスや業務自動化エージェントを備える「Sana from Workday」を発表
2026年3月30日 08:00
米Workdayは現地時間17日、企業の従業員が自然な対話を通じて業務を進め、情報の取得から意思決定、アクションの実行までを一貫して支援するAI「Sana from Workday」を発表した。Sanaは、Workdayが2025年に買収したAI企業で、その技術をソリューションに統合している。
Sana from Workdayは、業務ワークフローから切り離された存在ではなく、ビジネスを支える中核となるシステムやプロセスの中にAIを組み込む。単に情報を提示するだけでなく、企業がすでに信頼を寄せているセキュリティモデル、コンフィギュレーション、ポリシーに基づき、人事および財務業務を実行する。そのため、適切なデータとルールに基づいた回答やアクションを実現できるとしている。
さらに、Sana from Workdayは、Workdayが提供する既存のセキュリティ、権限管理、監査のフレームワーク上で稼働するため、人事や財務といった機密性の高いデータに対しても、企業が信頼しているガバナンスがそのまま適用される。これにより、エンタープライズレベルの成果を実現する。
Sana from Workdayは、対話型AIインターフェイス、業務自動化エージェント、外部システム連携機能で構成される。
Workday上での新しいAIインターフェイスとして、ユーザーが自然言語で質問や依頼を行うことで、必要な情報の取得や業務の実行を可能にする。これにより、複雑な操作を行うことなく、業務を直感的に進められる。また、業務自動化エージェントである「Sanaセルフサービスエージェント」は、300種類以上のスキルを備え、人事・財務に関する日常的な業務を自動化する。例えば、申請や承認、データ確認といったタスクをAIが代行することで、従業員の生産性向上に貢献する。
さらに、外部システム連携機能となる「Sana Enterprise」は、GmailやMicrosoft Outlook、Salesforce、SharePointなどの外部アプリケーションと連携し、複数のシステムを横断した業務の実行を可能にする。これにより、従業員は日常的に利用するツールをまたいで、必要な情報の取得から業務のオーケストレーション、自動化までをシームレスに行える。
Sana from WorkdayおよびSanaセルフサービスエージェントは、Workday Flex Credits を通じて、Workdayの顧客に提供している。Sana Enterpriseは、Workdayヒューマンキャピタルマネジメント(Workday HCM)またはWorkday Financial Managementを利用する顧客に加え、Workday Flex Creditsを通じても利用できる。