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ネットギア、20万円を切る10GBASE-T対応スイッチ「XS708E」など2製品

24ポートのフルマネージド10GBASE-Tスイッチも

 ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は27日、全ポート10Gigabit Ethernet(GbE)のスイッチ2製品を発表した。10GBASE-T×24ポートの「M7100-24X」と、10GBASE-T×8ポートの「XS708E」を提供する。価格はそれぞれ、157万5000円、19万9500円。

M7100-24X
XS708E

 新製品のうち「M7100-24X」は、全ポートが10GBASE-Tに対応した24ポートのフルマネージドスイッチで、ワイヤレートの転送性能と3.7μ秒の低遅延(10GBASE-T利用時)といった高い性能を提供可能。エンタープライズやキャンパスネットワークなどにおいて、トップオブラック(ToR)スイッチや、10GbEのアグリゲーションスイッチとしての利用を見込んでいる。

 また、ネットワークインターフェイスは10GBASE-Tだけでなく、1000BASE-T/100BASE-TXでも利用できるため、段階的にサーバーやストレージを10GBASE-Tへアップグレードすることも可能。24ポートのうち4ポートはSFP+とのコンボ仕様になっていることから、光ファイバーでの接続にも対応できるとした。

 さらに、これまでのフルマネージドスイッチと同様、多彩な管理機能を搭載し、レイヤ2スイッチとしての機能以外に、ポートベース/VLANベース/サブネットベースのスタティックルーティング機能も利用できる。

 一方の「XS708E」は、10GBASE-T×8ポートを搭載する小規模ネットワーク向けレイヤ2スイッチで、アンマネージスイッチにVLANやQoSなど“よく利用される機能”を搭載した、「ProSafe Plusシリーズ」の一製品として提供される。

 なお「XS708E」も「M7100-24X」同様、1000BASE-T/100BASE-TXでも利用できるほか、10GBASE-Tのうち1ポートはSFP+とのコンボ仕様のため、光ファイバー接続に対応している。

(石井 一志)