ネットギア、全ポート10GBASE対応のレイヤ2アンマネージドプラススイッチ新モデル

XS708E-200AJS

　ネットギアジャパン合同会社（以下、ネットギア）は18日、レイヤ2アンマネージドプラススイッチのラインアップに、全ポートが10GBASE対応の新モデル「XS708E-200AJS」を追加すると発表した。価格は16万円（税別）。

　アンマネージドプラススイッチは、VLANやQoS、リンクアグリゲーションなど、中小規模のネットワークで必要とされる基本的な機能を搭載したスイッチ製品。今回提供するXS708E-200AJSは、100BASE/1000BASE/10GBASE-Tポート×8を搭載（うち1ポートは10G SFP+スロットとのコンボ）するレイヤ2スイッチ。従来モデル「XS708E-100AJS」の後継にあたり、性能を向上させながら価格を引き下げた。

　VLANは802.1QタグVLANとポートベースVLANを選択でき、対応VLAN数が従来モデルの64から128に増加。10GBASE-Tのレイテンシも、従来モデルの7μ秒未満から3μ秒未満へ向上させている。

　このほか、QoS、ブロードキャストストーム抑制、ポートごとに512Kbpsから512Mbpsまで通信速度を設定できるレートリミット、リンクアグリゲーション、ジャンボフレーム（最長9000バイト）、IGMPスヌーピング、ループ検知、ポートミラーリングなどの機能も利用可能だ。

　なお、これらの機能の設定は、専用のWindowsアプリケーションに加えてWebブラウザからも行えるようになった。