富士ゼロックス、社内の文書管理環境とクラウド型文書共有サービスの連携ソリューション
富士ゼロックス株式会社は23日、Webベースの文書管理ソフト「DocuShare」とクラウド型ドキュメント共有サービス「Working Folder」を連携する「DocuShare 連携オプションfor Working Folder 6.6 ライセンス」(以下、連携オプション)を発表した。10月31日から販売開始する。
DocuShareは、社内の文書管理およびナレッジ管理を実現するポータル型コンテンツ管理ソフト。一方のWorking Folderは、文書の共有を容易に行えるクラウド型サービスである。従来は主にイントラネット内での活用を中心としていたが、Working Folderと連携オプションを利用することにより、イントラネット内のDocuShareを基点としつつも、Working Folderを介した社外の顧客や取引先、代理店、協力企業などとの間で安全に情報共有を行えるようになるという。
具体的には、Working Folderのフォルダ間で文書を転送する機能を連携オプションによって提供。DocuShareをインターネット上に公開するよりも、安全で簡単な情報共有・公開を実現するという。
また、DocuShareフォルダに文書を格納すると、自動的にWorking Folderへ文書をアップロードする仕組みを備えており、社外への公開情報管理をイントラネット内のDocuShareから簡単に行えるとのこと。社外からは、社内のDocuShareでなくWorking Folderにアクセスするので、文書を安全に公開・配布できるほか、文書の転送情報のログを記録する仕組みを備えているため、社外への情報公開履歴の管理も可能としている。
連携オプションの価格は10万円(税別)。またWorking Folderは、10ユーザー、10GBまで利用できる基本サービス料金が月額3500円(税別)。