CTCSP、米DataDirect Networksのストレージアプライアンスを提供


 シーティーシー・エスピー株式会社(以下、CTCSP)は23日、米DataDirect Networksと販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同日よりDataDirect Networksのストレージ製品を販売開始するほか、日本国内でのシステム構築・保守サービスもあわせて提供する。

 DataDirect Networksのストレージアプライアンスは、大容量のデータ分析を高速で処理できる、“ビッグデータ時代”に適した性能を持つのが特徴。最新機種である「SFA12K」では、単一システムで最高40GB/秒のスループット、170万IOPSを同時に実現できる高い性能を持ち、さまざまなデータ処理が混在する計算環境を提供できるという。

 容量についても、4Uサイズの筐体1つに84本のディスクを搭載できる高い実装密度を持ち、2本のラックスペースで最大6.72PBのストレージを収容可能とのこと。

 CTCSPではこうした特長を生かし、製造業や放送事業者、データセンター事業者など、100TBから数PBを超える大容量データを扱う企業を中心に、目的に合わせた最適なファイルシステムやバックアップ、アーカイブソフトなどを組み合わせて販売する考えで、初年度に約5億円の売り上げを目標としている。

関連情報
(石井 一志)
2012/10/23 13:13