富士通、Windows 8搭載の企業向けPCを発表~AMD Z-60 APU搭載のWindows 8タブレットも
富士通株式会社は22日、企業向けノートパソコン「LIFEBOOK」、タブレット「STYLISTIC」、デスクトップパソコン「ESPRIMO」、PCワークステーション「CELSIUS」にWindows 8搭載モデルを追加するほか、防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi」を新たに提供すると発表した。全12シリーズ23機種を、同日より販売開始する。
新製品のうち「STYLISTIC Q572/F」は、AMDのZ-60 APUを搭載したWindows 8タブレット。ペン入力(電磁誘導方式)にも対応した10.1型の静電容量方式タッチパネルを搭載するほか、指紋センサーとスマートカードスロットを標準で備えている。また、TPMセキュリティチップや暗号化機能付きSSDなども、BTOにより搭載可能だ。重量は748g、薄さは13.6mm。価格は9万800円(税別)からで、11月下旬の出荷開始を予定する。
また、Windows 8を搭載した防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi Q582/F」は、薄さ9.9mm、重量574gの軽量薄型化を実現した。インテルのAtom Z2760を搭載しており、バッテリ駆動は最大で約10.5時間の長時間駆動に対応。防水(IPX 5/7/8)および防じん(IP 5X)に対応するほか、広視野角のIPS液晶を採用していることから、屋外での利用にも適しているという。価格は9万9800円(税別)からで、12月上旬の出荷開始を予定する。
STYLISTIC Q572/F | ARROWS Tab Wi-Fi Q582/F |
このほか、タブレットとしてもノートPCとしても利用できるコンバーチブル型PC「LIFEBOOK Tシリーズ」も、ラインアップを一新。12.5型ワイド(1366×768ドット)液晶の「LIFEBOOK T732/F」、13.3型ワイド(1600×900ドット)液晶の「LIFEBOOK T902/F」を新たに提供する。いずれも、第3世代Core-iプロセッサを搭載しながらも、従来より軽量・薄型化を実現しているとのこと。価格はそれぞれ、28万7000円(税別)から、29万3500円(税別)からで、11月上旬の出荷開始を予定する。