日本HP、AMD Trinity APUを採用した省スペース型デスクトップPC


HP Compaq Pro 6305 SF/CT(ディスプレイは別売)

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は22日、省スペース型の法人向けデスクトップPC「HP Compaq Pro 6305 SF/CT」(以下、6305 SF)を同日より販売開始すると発表した。同社直販サイトでの価格は、5万3550円から。

 「6305 SF」は、省スペース筐体を採用したスタンダードタイプのデスクトップPC。CPUとGPUコアを1つのチップに集積したAPU(Accelerated Processing Unit)の第2世代「Trinity」を搭載し、従来製品と比べて約7~15倍のグラフィックス性能を実現したという。

 また、APUに加えて電源変換効率の高い80Plus GOLD認証の電源ユニットを採用したことで、従来モデルより約15%の省電力化を達成した。さらに、計画的な電力管理が可能なソフト「HP Power Assistant」も、無償オプションとして提供する。

 CPU、メモリ、HDD、OS、Microsoft Officeなどをニーズに応じてカスタマイズ可能だが、最小構成は、A4-5300B(3.4GHz、デュアルコア)、2GBメモリ(最大32GB)、250GB HDD(7200rpm)、Windows 7 Home Premium(32ビット)といった構成で5万3550円となっている。

 インターフェイスは、PCI Express 16x(ロープロファイル)、PCI Express 1x(ロープロファイル)×2、PCI(ロープロファイル)、シリアルポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、アナログRGB、DisplayPortあるいはDVI-D、音声入出力などを搭載する。

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(石井 一志)
2012/10/22 12:35