イプスイッチ、無線LAN管理機能などを追加したIT管理ソフト「WhatsUp Gold」新版
Ipswitch Japan株式会社(イプスイッチ)は、IT管理ソフトの新版「WhatsUp Gold v16」を国内で提供開始すると発表した。
WhatsUp Goldは、ネットワーク、サーバー、アプリケーションの管理・監視機能を提供するソフトウェア製品群。レイヤ2機器の自動検出とマッピング、無線LANインフラの管理、ハード/ソフト資産管理などの機能を一括で提供するが、UIは一元化されているので、Webベースの単一コンソールかすべての管理を行えるという。
新版では、CiscoとArubaの無線LANに対応した管理機能を新たに搭載し、電波状態を把握したり、許可されていない私物のスマートフォンなどを検知してネットワークへの不正端末の侵入を阻止したりできるようになった。また、従来はオプションだったレイヤ2機器の検出とマッピング機能が製品本体に統合されたため、有線・無線機器の間の接続性を可視化し、マップから稼働状況の確認を行える機能を、追加コストなしで利用可能にしている。
さらに、監視に関するルールと関連性を自動で設定できるので、迅速な問題解決に対応。ネットワーク/ソフト資産と、それらに付随する保証情報を自動的に検出・監視・レポートできる資産およびインベントリレポート機能も追加された。
このほか、分散ポーリングアーキテクチャの採用により、監視対象のIP機器が最大2万台、モニター数が10万台以上の大規模なネットワークまでを幅広くサポート可能。スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスや、ネットワークカメラ、プリンタなどIPアドレスを持つ機器を監視対象に加えることもできる。
価格は、監視対象機器が25台までの中小企業向け「Standard Edition」で22万3300円から。なお、30日間利用できる無料のトライアル版も用意されており、同社のWebサイトからダウンロード可能だ。