日立Sol、Javaコード診断ツールに「Android オプション」を追加


 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は、集中型Javaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector」のAndroid向け機能を強化し、「Android オプション」として16日より販売を開始する。Androidオプションは、Android特有のルールにより非効率なコードを指摘することでアプリ開発を効率化する。

 anyWarp CodeDirectorでは、開発者向け機能として、Java統合開発環境のEclipse上でコード診断を実行することで、開発者自身が担当しているソースコードを随時チェックできる。また、プロジェクトマネージャ向けの機能として、構成管理ツール(CVS、Visual SourceSafe、Subversionなど)と連携して、自動的にシステム全体のコード診断を実行する機能を搭載。規約違反の状況、推移、集中個所などの実行結果は、開発者・リーダー・プロジェクトマネージャ・品質管理部門などで共有・比較できる。

 今回の「Android オプション」ではAndroid独自のルールを搭載。1)ループの条件部における非効率なメソッド呼び出しや非効率なフィールド参照を指摘するルール、2)定数にすべきフィールドを指摘するルール、3)非効率なアクセサ呼び出しを指摘するルールなどを備え、Androidアプリ開発のためのコーディングスタイルを学習することも可能。

 動作環境は、Windows Server 2003/2008/2008 R2、XP/Vista/7、CentOS 6.1。JDK 5.0/6.0/7.0。Eclipse 3.3/3.4/3.5/3.6/3.7。Internet Explorer 7.0/8.0/9.0。

 価格は、anyWarp CodeDirectorが105万円(10ユーザーライセンス)から、Android オプションが21万円。

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