キヤノンソフト情報システムとCSK Win、Webメールと誤送信防止を連携させるソリューション


 キヤノンソフト情報システム株式会社と株式会社CSK Winテクノロジ(以下、CSK Win)は5日、セキュアなWebメールソリューションを提供すると発表した。具体的には、キヤノンソフト情報システムのWebメールサーバー「CatchMe@MAIL Plus」と、CSK Winテクノロジのメール誤送信防止ソリューション「PlayBackMail」との連携を可能にするオプション「CatchMe@MAIL Plus 連携オプション for PlayBackMail」を提供することで実現している。

 「CatchMe@MAIL Plus」は、Ajaxを採用することで、従来のWebメールよりも快適な操作インターフェイスを提供するWebメールサーバー。一般的なクライアントメールソフトで利用しているような、ドラッグ&ドロップ、右クリックメニューといった操作をWebブラウザ上でも実現している。

 一方の「PlayBackMail」は、あて先間違いやファイルの添付ミス、ダイレクトメール送信時にToやCcに登録してしまうといったことから起こる情報漏えいを防止するメール誤送信防止ソフト。送信後も一定時間メールを保留するため、あて先の間違いに気づいた場合に送信を取り消したり、あて先を強制的にBccに書き換えたり、Zip暗号化を利用したりする機能を備えている。

 今回提供されるオプションを導入すると、両者のユーザー管理機能が連携し、atchMe@MAIL Plusにユーザーを作成する際に、自動的にPlayBackMailのユーザーとして登録されるようになる。もちろん、変更や削除も可能だ。

 また、「CatchMe@MAIL Plus」の画面上に「PlayBackMail」のメール保留画面へのリンクボタンが表示されるようになる。シングルサインオンによる連携を実現しているので、ユーザーは再度ログインを行うことなく、このリンクからメール保留画面に飛び、送信保留中のメール一覧に対する即時送信や削除を実施できるとした。

 加えて、添付ファイル付メールを自動暗号化するPlayBackMailの機能を利用する場合、システムから自動で復号キーを送信者にメール通知するとのこと。

 「CatchMe@MAIL Plus 連携オプション for PlayBackMail」の価格は20万円(税別)。このほか、「CatchMe@MAIL Plus」や「PlayBackMail」のライセンスが必要になる。

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