カイロスマーケティング、Web・メール・顧客DBを統合したクラウド型マーケティングツール


 カイロスマーケティング株式会社は2日、クラウド型のインターネットマーケティングツール「Kairos3(カイロス・スリー)」を、同日より企業向けに販売開始すると発表した。

 「Kairos3」は、インターネットでのマーケティングに不可欠なメルマガ作成・配信、Web解析、応募/会員登録フォーム、顧客データベースといった機能を統合し、手軽にマーケティングを始められるようにしたクラウド型アプリケーション。従来のツールでは、Webとメールはそれぞれ個別に機能が提供されていることが多かったが、「Kairos3」はWeb、メールとデータベースが統合されているため、それぞれの情報を結びつけて、より横断的かつ詳細な分析レポートを提供できるという。

 また、プランナー(計画)、キャンペーン(実行)、レポート(評価)の3メニューに機能を絞り込んでいるのも特長で、顧客セグメントの選定や過去の結果との比較しながら戦略的にプランを立てられるほか、実施の自動化によりユーザーの負荷を軽減。さらに、リアルタイムなレポートから次回への改善策を見いだして、より効果の高い計画へとつなげるといったPDCA効果により、使いながらマーケティング効果を改善していけるとのこと。

 加えて、見込み顧客の行動パターンから関心度合い(購買意欲)を推測する機能を搭載しており、この関心度合いに応じたマーケティングキャンペーンを実施して、その効果を見込み顧客の関心度合いの変化から評価するので、ユーザー企業の売り上げ向上に貢献可能としている。

 価格は、初期費用が5万円から、月額利用料が2万5000円から。ただし11月末までの申し込み分については、初期費用を無償にするキャンペーンが実施される。


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(石井 一志)
2012/10/2 15:20