ジェイズ、ジュニパーの中規模向けUTM「SRX550」を販売
ジェイズ・コミュニケーション株式会社(ジェイズ)は13日、ジュニパーネットワークスのUTM(統合脅威管理)アプライアンス「SRX550」を販売開始すると発表した。
SRXシリーズは、ルータにも採用されているOS「Junos」をベースに、企業やサービスプロバイダのネットワークに不可欠な、接続、セキュリティ、管理の各機能を統合したサービスゲートウェイ。セキュリティ機能は、ファイアウォール、VPN、IPS、迷惑メール(スパム)対策、ウイルス対策、Webフィルタリングなどの幅広い機能を搭載でき、UTMとしての導入が進んでいる。
従来のSRXシリーズでは、大規模向けの「SRX650」と中小規模向けの「SRX240」の間に、パフォーマンス/価格ともに大きな隔たりが存在していたが、SRX550はその間に位置するモデルで、このギャップを埋められるという。
インターフェイスはGigabit Ethernet(GbE)×10を標準で持つほか、豊富な拡張スロットを備えており、最大50ポートまで拡張可能。10GbEにも対応できる。ファイアウォールスループットは最大5.5Gbps、IPsec VPNスループットは最大1Gbps、アンチウイルススループットは最大300Mbps。また、オプションの「AppSecure」ライセンスを導入すれば、アプリケーションを識別・制御できる次世代ファイアウォール機能にも対応する。