Amazon Web Services、東京リージョンに3つめのアベイラビリティゾーンを開設


 米Amazon Web Services(AWS)は13日、AWSの東京リージョンにおいて新たなアベイラビリティゾーンを開設したと発表した。東京リージョンの開設から2年以内で、同リージョンでのアベイラビリティゾーンが3つに拡大されたという。

 アベイラビリティゾーンとは、各リージョン内の複数の個所に位置するデータセンター群のこと。独立した電力、冷却、物理セキュリティを持ち、ほかのアベイラビリティゾーンから独立して運営されているため、1つのアベイラビリティゾーンで障害が起きてもほかのゾーンに波及することはない。このため、サービスの可用性を担保する目的で、多くのユーザーが複数のゾーンを利用しているという。

 従来、東京リージョンには2つのアベイラビリティゾーンが設定されていたが、3つ目が追加されることにより、ユーザーはアプリケーションやサービスを、さらに多くの拠点で重複して運用できるようになるとのことだ。

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