アシスト、QlikViewでFacebookページの利用動向分析を可能にするツール


 株式会社アシストは3日、高速インメモリBIツール「QlikView」を利用して独自開発した、Facebookページの利用動向分析を可能にする「QlikView Facebook Insights Connector(以下、QlikView FIC)」の無償提供を開始した。

 アシストは4月に、Facebookが提供するFacebook APIを利用して、QlikView上でFacebookページの分析が可能な「QlikView Facebook FanPages Connector」を独自開発し無償提供を開始していた。今回は、Facebookのアクセス分析機能である「Facebook Insights」の情報をQlikView上で分析できるQlikView FICを無償で提供する。

 QlikView FICを利用すると、各企業や団体などが運営しているFacebookページについて、Facebook Insightsが提供する各種指標をQlikView上に取り込み、Facebookページに対するユーザーの「いいね!」やコメントなどのアクティビティ、インプレッションの動向を分析し、運営ページのコンテンツ改善などに活用できるようになる。

「いいね!」分析画面リーチ分析画面

 なお、QlikView FICは単体では使用できず、「QlikView Personal Edition V11 32bit版」が必要となる。こちらもフリーバージョンが用意されているため、無償でQlikView FICを試すことが可能だ。注意点として、「QlikView Personal Edition V11 32bit版」(Local Cliant)を対象としているため、QlikView Server上では動作しない点や、Facebookページに対する「いいね!」が30を超えていないとFacebook Insights自体の機能が利用できない点を挙げている。

 同社では、今後もさまざまな付加価値を提供することで、QlikView導入企業へのサービス向上、および導入検討中の企業に対する拡販を目指す考え。

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