フォーティネット、統合管理・メールセキュリティ向けのハードウェアプラットフォームを刷新


 フォーティネットジャパン株式会社(以下、フォーティネット)は28日、ハードウェアアプライアンスの新プラットフォームを発表した。管理アプライアンス「FortiManager-200D」、セキュリティイベント分析アプライアンス「FortiAnalyzer-200D」、メールセキュリティアプライアンス「FortiMail-200D」が新たに提供される。

 新ハードウェアプラットフォームは、ハードウェア性能が従来よりも強化されており、例えばFortiManager-200Dでは従来の「FortiManager-100C」と比較して4倍以上のメモリを搭載。50%以上も多くのデバイスを一元管理可能という。また、グローバルオブジェクトデータベースを介して、すべての仮想管理(ADOM)機能および仮想UTM(VDOOM)機能に適用可能なグローバルポリシーをサポートしている。

 FortiAnalyzer-200Dでは、従来製品の200ログ/秒から350ログ/秒に処理速度を向上させているほか、従来よりも50%多い、最大150台のデバイスを接続できるとのこと。

 FortiMail-200Dについても、メモリやプロセシング能力の向上によってパフォーマンスの強化が図られており、1時間に処理できるメッセージ数が、従来の8万から17万以上へと大幅に向上した。加えて、拡張IPv6サポート、アイデンティティベースの暗号化、広範なサーバーモード機能といったFortiMailの機能をすべて利用できる。

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(石井 一志)
2012/8/28 14:10