アシストとデータコア、仮想化分野で協業~VDIソフトとストレージハイパーバイザーを連携


 株式会社アシストとデータコア・ソフトウェア株式会社(以下、データコア)は9日、仮想化分野で協業すると発表した。

 アシストでは、自社が取り扱っているイスラエルEricom Softwareのクライアント仮想化ソフト「PowerTerm WebConnect」を中核とした「Ericom パートナー・プログラム」を7月26日設立しているが、今回はこのプログラムに、データコアがソリューションパートナーとして参画する。一方アシストも、パートナープログラムにシルバー・パートナーとして参画する。

 データコアの中核製品であるストレージハイパーバイザー「SANsymphony-V」は、x86サーバーにインストールするだけで、容易にストレージサーバーを構築できるソフト。データを含めた単一障害点のない冗長性と、最大1TBのキャッシュによる高いパフォーマンス、スモールスタート構成から自在に拡張できる拡張性・柔軟性が、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)環境での利用に適した共有ストレージとして高い評価を得ているという。

 両社では、PowerTerm WebConnectとSANsymphony-Vを組み合わせにより、ストレージを含めた最適なクライアント仮想化環境の構築が、投資対効果の高いスモールスタートから実現可能になるとしており、顧客に対して共同で付加価値を訴求していくとのこと。

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