サイボウズ、クラウド型グループウェア「Garoon on cybozu.com」のスペース機能などを強化


 サイボウズ株式会社は6日、大企業向けのクラウド型グループウェア「Garoon on cybozu.com」を機能強化すると発表した。スペース/ファイル添付/メール機能を中心に改良し、7件の機能追加、および55件の不具合改修を行っている。

 「Garoon on cybozu.com」は、オンプレミス型のグループウェア「サイボウズガルーン」をベースに、サイボウズ独自のクラウド基盤「cybozu.com」上で提供されているクラウド型グループウェア。今回の機能強化ではまず、組織横断型プロジェクトを支援する「スペース」機能が強化され、プロジェクトにおけるチーム内のタスク「共有ToDo」の締め切りをスケジュールに反映し、ToDoの抜け漏れにより気づきやすくなったという。


 またスペース機能は、従来はWebブラウザからのみ閲覧できたが、今回よりスマートフォンアプリ「サイボウズKUNAI」からも閲覧できるようにした。スマートフォンに最適化されたユーザーインターフェイスを用いて、素早くコメントや共有ToDoの登録、写真の添付を行える。

 このほか、メール送信時のアドレス入力において、候補を自動表示してくれるインクリメンタルサーチに対応。さらに、メールの内容をメッセージ(社内メール)に転送する機能を搭載したことで、社外からの個別メールを社内で共有しやすくしている。

 なおサイボウズでは今後も、クラウド版としての特性を生かし、約6カ月ごとに顧客の要望を反映したアップデートを行うとのことだ。

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