富士ゼロックス、業務の進ちょく状況を可視化するソフトの新版


 富士ゼロックス株式会社は、業務の進ちょく状況を可視化するソフトの新版「Apeos PEMaster Evidence Tracker 2.3」を10日より販売する。

 Apeos PEMaster Evidence Trackerは、業務で発生する文書・証跡をベースにして、その進ちょく状況を可視化するソフト。あらかじめ設定された業務の流れと、各業務プロセスで必要な証跡およびその登録状況、残りの業務や遅延業務の把握、作業抜け漏れの有無などを、業務プロセスに沿った形で直感的に確認・参照できるという。

 新版では、参照機能だけでなく、画面上から成果物をドラッグ&ドロップで登録・削除する機能が加わったほか、登録する際に案件を追加できるようにした。

 また、画面からQRコード付きのカバーシートを作成可能。このカバーシートを使い、証跡や証憑類に文書名や属性を付けて文書データベースに効率的に格納する「Apeos PEMaster Evidence Entry 2.3」からスキャン/ファクス登録すると、画面に即座に反映することができる。


 なお富士ゼロックスでは、Apeos PEMaster Evidence Tracker、Apeos PEMaster Evidence Entryと、ドキュメントを格納し適切に管理するソフト「Apeos PEMaster Evidence Manager 2.3」を組み合わせ、文書による業務プロセスの見える化と、業務プロセス視点で文書の記録管理を行えるソリューションとして提供する考えだ。

 価格は、Apeos PEMaster Evidence Trackerのサーバーライセンスが100万円(税別)、Apeos PEMaster 2.3のクライアントアクセスライセンスが10ライセンスで20万円(税別)から。

 またApeos PEMaster Evidence Entry 2.3のサーバーライセンスが40万円(税別)、連携ライセンスが10万円(税別)、Apeos PEMaster Evidence Manager 基本パッケージライセンス 2.3が300万円(税別)

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(石井 一志)
2012/8/3 16:47