NTTデータ、特定業務支援クラウド「BizXaaS物件管理/店舗管理」


 株式会社NTTデータは2日、不動産・建設業界向けの物件管理サービス「BizXaaS物件管理」、製造業や小売・流通業向けの店舗管理サービス「BizXaaS店舗管理」を発表した。いずれも、地図情報と業務アプリケーションの連携により、業務情報の管理や戦略的なマーケティングを可能にするクラウドサービス「BizXaaS MaP」における、特定業務に特化した新メニューとして提供する。

 BizXaaS物件管理は、地図にひも付けて物件情報の登録、管理、属性に応じた塗り分けが行える。競合物件のデータを取り込み、地図上で自社物件と重ね合わせることで、類似物件の分布状況など視覚的な情報把握、周辺競合物件の詳細情報の確認が容易となり、物件に応じた効果的な商品開発や価格設定が可能になるという。

 また、BizXaaS MaPが提供する住宅地図、ブルーマップ、地価データ、都市計画図などを重ね合わせて参照できるため、これまで複数のサイトや書類を確認していた各種調査業務を効率化できるという。

 BizXaaS店舗管理は、地図にひも付けて店舗や店舗候補地の情報の登録、管理、属性に応じた塗り分けが行える。競合店舗のデータを取り込み、地図上で自社店舗やBizXaaS MaPが提供する国勢調査、商業統計、地域特性などのマーケティングデータを重ね合わせることで、店舗商圏の市場把握が用途なり、売り上げが見込める店舗かをスムーズに判断できるという。

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(川島 弘之)
2012/8/3 06:00