日商エレ、Visioと連携して業務の可視化・最適化を行える「OpenText analystView」を販売


 日商エレクトロニクス株式会社(日商エレ)は、カナダOpenTextの業務シミュレーションソフト「OpenText analystView」の日本語化が完了したと発表した。これに伴い、同日より製品を国内で販売する。

 analystViewは、Visio Premium 2010(以下、Visio)でモデリングした業務フローの有効性を確認することにより、業務の可視化・最適化を行えるツール。Visioのアドオンとして提供され、Visioでモデリングした業務フローにかかわる担当者の作業コスト、作業時間などの基礎情報をシナリオとして登録するだけで、想定される総コスト・作業時間のパフォーマンスを試算できるという。

 これにより、Visioでモデリングした業務フロー図のパフォーマンスを検証しながら、ボトルネックのないTo Be業務として最適な業務フローと運用体制を構築可能。また、analystViewにより最適化された業務フローはXPDL形式でアウトプットされるので、OpenTextのBPM(ビジネスプロセス管理)製品「OpenText Process360」の開発環境と連携し、最適化した業務フローをベースにBPMイメージワークフローシステムを効率的に構築できるとのこと。

 価格は、基本ライセンスがユーザーあたり7万5000円(税別)で、別途Visio Premium 2010が必要。なお9月28日までは販売開始キャンペーンとして、ユーザーあたり3万7500円(税別)で販売される。

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(石井 一志)
2012/7/26 15:35