アシスト、システム監視からアプリ監視まで統合管理するソリューション

韓国製JENNIFERと日立製JP1を連携


 株式会社アシストは13日、韓国JENNIFER SOFT製のリアルタイム・アプリケーション性能管理製品「JENNIFER」と、日立製の統合システム運用管理ソフト「JP1」を製品連携し、システム監視からアプリケーション監視まで一元的に管理できるソリューションの提供を開始した。

 JENNIFERは、Javaや.NETアプリケーションの性能管理や問題発生時の原因特定を、誰でも簡単に、迅速に対応できることをコンセプトに開発された製品。Webアプリケーションサーバーへのすべてのリクエスト状況をモニタリングし、性能状況に問題が発生した時に、わずか数クリックの操作で原因と思われる個所の絞り込みを行える。また、過去の応答状況もすべて記録しているので、時間軸をさかのぼっての調査・分析なども可能。

 JP1と連携させることで、システム基盤からアプリケーション・サービス・レベルまで一元的にモニタリングする環境が実現するという。

 連携機能では、あらかじめ設定したしきい値に基づいて発行されたアラート情報をJP1のイベントに自動変換し、JP1の統合コンソールであるJP1/Integrated Managementに自動的に集約する。これにより、ユーザーはサーバーからアプリケーションまで一元的なモニタリングが行えるようになる。

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(川島 弘之)
2012/7/13 16:10