ヴイエムウェア、Oracleに対応したDB管理ツール「vFabric Data Director 2.0」


 ヴイエムウェア株式会社は11日、複数のデータベースを統合管理するツール新版「VMware vFabric Data Director 2.0」を発表した。

 同ツールは、仮想マシン上にデータベースを配備し、それらを一括管理する機能を備えたツール。「Database as a Service(DaaS)を実現する製品」(同社)と説明する。

 従来、PostgreSQLに対応していたが、新版よりOracle Database 10g R2/11g R2に対応した。物理データベースから仮想環境への自動移行にも対応。加えて、「VMware vCloud Director」「vFabric Application Director」「Cloud Foundryオープンソースプロジェクト」「EMC Data Domain」「Greenplum Chorus」などの他製品と統合するためのAPIを搭載した。

 同社では「vFabric Data Director 2.0によって、異種混在型のデータベースの展開、管理は自動化され、またIT部門はプロビジョニング、バックアップ、クローン作成、パッチ適用などの日常的なデータベース管理タスクを自動化できる。これにより、数日かかっていたデータベースのプロビジョニングや更新を数分で実行し、IT部門は開発者にセルフサービスによるデータベースへのアクセスを提供できるようになる」としている。

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