予算管理アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」、TDKラムダに採用


 日本オラクル株式会社は17日、TDKラムダ株式会社が、日本オラクルの予算計画アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」を採用したと発表した。

 TDKラムダは、産業機器向け電源を主力事業として展開する製造メーカー。アジア、欧州と北米にそれぞれ研究開発、製造、販売拠点を持ち、製品を迅速に各市場へ投入しているという。

 今回同社では、グローバルの経営情報の統合と可視化を実現する「連結統合データベース」に、Oracle Hyperion Planningを採用した。このシステムは、予算計画、予実管理や予測の連結管理を迅速に行って、統合された情報をもとに多角的な分析を実行し、速やかな意志決定を支援するためのシステムとして計画されたもの。

 全社予算調整、地域ごとの財務実績などの報告処理の自動化、連結対象会社の財務、業績状況のリアルタイムな把握、会社間・部門間の予算の自動振替処理による作業効率の改善などを実現しているとのことだ。

 なおTDKラムダは採用理由として、製品の機能充足度、グローバル対応、操作性の
高さなどの点を挙げている。

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(石井 一志)
2012/5/17 14:15