co-meeting、ITベンダー向けにクラウドに関するコンサルサービス
株式会社co-meetingは7日、ITベンダー向けクラウドコンサルティングサービス「Cloud Implementation Support Service(CISS)」の提供を開始した。
CISSは、クラウド関連プロジェクトを支援するオンラインサポートを軸にしたコンサルティングサービス。クラウドを提案・設計する上での技術的な課題、基礎知識に不安を感じているITベンダー向けに、クラウドビジネスを推進する上で必要なコスト、ビジネス面から見たアピール手段をはじめ、さまざまな支援を行う。
対象となる顧客は、クラウドを利用したビジネスを展開したいSIer、クラウドインフラを提供(検討)しているメーカーやITベンダー。例えば「突然クラウドの利用提案を要求されたが何を選べばいいか分からない」「クラウド利用前提で受注し、技術選定・設計はしたがその妥当性が分からない」「クラウドビジネスの展開を予定しているが、訴求ポイントや課題の整理が難しい」などの課題を解決するという。
支援内容としては「サービス構築時のインフラ設計アドバイス」「利用計画・コスト見積もりへのアドバイス」「自社に最適なクラウドベンダー選定へのアドバイス」「SaaS構築時の企画・設計運用への全般的なアドバイス」「クラウドベンダー最新サービス内容に関する情報提供」「各種クラウドサービスの特性等に関する情報提供」「顧客へのアピールに関するアドバイス」「提案内容の妥当性検証とアドバイス」などを提供する。
オンラインコンサルティングでは、テキストベースのWeb会議サービス「co-meeting」を活用。定期ミーティングのほか、アフターサポートを行う。co-meetingを活用することで、コンサルティング時のQ&A内容や参考資料などが自然と蓄積されるとしている。
情報提供が可能なクラウドや要素技術は、ニフティクラウド、Windows Azure、Google Apps Engine、Google Storage Service、Google Apps、Amazon Web Service、Ruby/Ruby on Rails、MongoDB、RedisなどのNoSQLデータベース、ストレージネットワーク、サーバー監視(Nagios、MRTG、Zabbix)、サーバー自動構築(Chef、puppet)など。
価格は30万円/月から。