CTCとミラポイント、メール環境のクラウドバックアップソリューションを提供


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)とシーティーシー・エスピー株式会社(以下、CTCSP)、ミラポイントジャパン株式会社(以下、ミラポイント)の3社は26日、ネットアップ株式会社とクラウドストレージ分野で協業すると発表した。これに伴い、メール専用のクラウドバックアップソリューションを同日より提供開始する。

 このソリューションは、CTCSPが国内一次代理店として取り扱うミラポイントのメールサーバーアプライアンス「Mirapoint Message Server S7000」と、ネットアップのストレージを用いてCTCが提供する「クラウドバックアップ for NetApp」を組みあわせたもの。企業は、オンプレミス環境でMirapoint Message Serverを用いて、セキュリティ、コンプライアンスのポリシーに沿ったメール環境を利用しつつ、万一の災害などに備え、クラウド基盤に重要なデータをバックアップできるため、BCPを意識したメール環境を構築できる。

 また、企業が独自に災害対策(DR)サイトを構築する場合と比べて、構築や運用にかかる投資を最大で70%削減できるほか、構築期間も半分に短縮可能なメリットがあるとのこと。

 なおCTCでは、それぞれの製品の強みを生かしたソリューションの提案と導入支援、共同マーケティング、販促活動を展開して、クラウドストレージ市場におけるソリューション提供を強化するとしている。

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