東芝Sol、プライベートクラウド基盤パッケージ「FlexSilver」新製品


 東芝ソリューション株式会社(以下、東芝Sol)は3日、プライベートクラウド基盤パッケージ「FlexSilver」のラインアップを拡充し、コストパフォーマンスに優れるという基盤ハードウェアパッケージ「FlexSilver/G1」を発売した。

 FlexSilverシリーズは、プライベートクラウドを短期間で導入するための製品・サービス群。現行製品の「FlexSilver/AX」「FlexSilver/NX」はハードウェアとソフトウェアのパッケージによりシステムの短期構築を実現している。

 現行製品を提案する中で、「運用中の環境に素早く組み込める、コストパフォーマンスと拡張性に優れたパッケージ」「既存のIAサーバーの保守停止などによる基盤移行に適したパッケージ」を望む声が挙がったため、プライベートクラウド基盤やシステムの移行に柔軟に対応するパッケージ「FlexSilver/G1」を追加した。

 新製品は、1Uラックマウントサーバーを中心としたパッケージで、サーバーユニットはXeon X5650を採用した12コアモデルとXeon E5620を採用した8コアモデルを用意。大容量メモリ構成と併せて、高いパフォーマンスを発揮しつつ、1コアあたり約4万5000円からのコストパフォーマンスを実現。同製品を利用することで、プライベートクラウド基盤に求められる高い信頼性を確保できるとする。

 価格は、E5620、48GBメモリ、ディスクなし構成のサーバーユニット5台とサーバーラックを含んだ最小構成で236万3865円から。

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(川島 弘之)
2012/4/3 12:07