レノボ、日本IBM出身の渡辺朱美氏が新社長に就任


社長に就任した渡辺朱美氏(2007年の製品発表会より)

 レノボ・ジャパン株式会社(以下、レノボ)は2日、取締役社長に渡辺朱美氏が4月1日付けで就任する人事を発表した。現社長のロードリック・ラピン氏は代表取締役会長に就任している。

 新社長の渡辺氏は日本IBMの出身で、執行役員としてハードウェア事業、アライアンス事業、インサイド・セールス事業などを歴任。1990年第2は、ThinkPadの開発やブランディング活動にも携わっていたという。

 一方、社長から会長となったラピン氏は、引き続き中国LenovoとNECとの合弁会社であるオランダLenovo NEC Holdings B.V.の会長も務めるとのことで、レノボとNECパーソナルコンピュータが一つのグループとしてユーザーにより良い製品やサービスを提供できるよう、両社ビジネスの相乗効果の最大化に取り組むとしている。


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(石井 一志)
2012/4/2 11:36