IDCフロンティア、セルフポータル型クラウドサービスのモニタリング機能を強化


 株式会社IDCフロンティアは、セルフポータル型クラウドサービス「IDCフロンティア クラウドサービス セルフタイプ」(以下、IDCFクラウド セルフタイプ)において、運用・監視ツールのセルフモニタリング機能を強化し、28日より提供開始する。

 IDCFクラウド セルフタイプは、クラウド基盤にCloudStackを採用したIaaS型のパブリッククラウドサービス。セルフサービスポータルを利用して、ユーザー自身がITリソースを柔軟に管理・使用できる点が特徴という。

 同サービスには、Web上のダッシュボードから、仮想マシンの状態やアラートをグラフィカルに表示し、アラートの通知などが行えるセルフモニタリング機能が標準で提供されている。今回はユーザーからの要望に基づき、この機能を強化したもので、モニタリング間隔を5分に短縮したほか、仮想マシンへの個別名設定とグループ化、展開・縮小表示による視認性の向上、Windowsサーバーのリソース監視機能の追加、マウスオーバーによるステータス表示や操作ステップ数の削減などのUI改善が行われ、大規模なシステム管理がよりやりやすくなった。

 また今後は、プラグインの提供による監視のカスタマイズや、グループ単位でのマシン設定といった機能拡張を予定しており、引き続きユーザーの要望を取り入れてサービス強化を図るとしている。

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