CTCのネットアップストレージ向けクラウドバックアップを、TOKAIコミュニケーションズが採用

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（CTC）は22日、ネットアップのバックアップ技術を利用したクラウド型データバックアップサービス「クラウドバックアップ for NetApp」を、TOKAIコミュニケーションズ株式会社が採用した発表した。TOKAIコミュニケーションズのクラウドサービス「OneOffice クラウドファイルサーバサービス」のユーザーが、ネットアップストレージの遠隔データ保管先として、CTCのデータセンターを利用できるようになる。

　CTCの「クラウドバックアップ for NetApp」は、ユーザーが利用しているネットアップのストレージ「NetApp FASストレージ」内に蓄積されたデータを、遠隔地のデータセンター内へ保管するサービス。一方の「OneOffice クラウドファイルサーバサービス」は、TOKAIコミュニケーションズのデータセンター内に設置したストレージを、VPNや専用線などのネットワーク経由でファイルサーバーとして提供するクラウドサービスである。

　今回、両社が連携することにより、「OneOffice クラウドファイルサーバサービス」において、TOKAIコミュニケーションズのデータセンター内に設置されたネットアップのストレージが、「クラウドバックアップ for NetApp」により、CTCのデータセンターへデータを遠隔保存できるようになる。

　これによって、「OneOffice クラウドファイルサーバサービス」のユーザーは、より安全性の高いデータ保管サービスが利用可能になるとのこと。