マクニカネット、vSphere 5.0に対応した仮想ファイアウォール新版


 マクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネット)は27日、VMware vSphere 5.0に対応したジュニパー製仮想ファイアウォールの新版「vGW Virtual Gateway 5.0 R2」を発売した。

 vGW Virtual Gatewayは、仮想環境専用のファイアウォール。仮想マシンごとではなくハイパーバイザー上で全体のセキュリティチェックを実施。ネットワークに負荷をかけずに高速に監視を行えるのが特長という。また、物理環境に依存することなく仮想環境に最適なポリシーを設計し自動で適用するため、設計・運用の手間も抑えられる。

 vCenterと同期して各vGWコンポーネントの管理と設定を行う「Security Design for vGW」、ハイパーバイザーに組み込まれるファイアウォールモジュール「vGW Kernel Module」、Security DesignとKernel Moduleの中継役としてアンチウイルスやIDSの処理を行う「vGW SVM」で構成され、ソフトウェアとして提供される。

 新版では、2011年10月に発売した5.0版の性能・機能はそのままに、VMware vSphere 4.x ESX/ESXiに加え、同5.0 ESX/ESXiに対応した。

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