アシスト、担当エンジニアによるきめ細かいサポートを提供する「アシストあんしんサポートサービス」


 株式会社アシストは17日、従来よりも内容を拡充した製品向けサポートサービス「アシストあんしんサポートサービス」を発表した。まず、Oracle Databaseに対して提供を開始する。

 「アシストあんしんサポートサービス」は、通常のサポートサービスの上位版に位置づけられるサービス。アシストがこれまで、ミッションクリティカルシステム向けに提供してきた特別サービスのノウハウの活用と、担当エンジニアのアサインを主軸としており、顧客企業のシステム構成の把握や定期ミーティングの実施、緊急時の現地対応といった、通常のサポートサービスでは実現できなかった高度なサービスを提供する。

 具体的なラインアップとしては4つのレベルを設定した。このうち「アカウント」は、顧客企業のシステム構成やソフトウェア設定を理解した担当エンジニアをアサインし、過去の問い合わせ状況やソフトウェア設定を考慮して、きめ細かなサポートを提供するもの。価格は、データベース単位で年間60万円(税別)。

 2つ目の「アドバンス」は、「アカウント」の内容をすべて含むほか、緊急時支援として、顧客企業での「障害情報収集」と「データ復旧サービス」の年間対応をあらかじめ加えている。価格は、データベース単位で年間120万円(税別)。

 3つ目の「プロアクティブ」は、「アドバンス」の内容に加え、システム構成やソフトウェア設定情報を基にしたパッチ適用是非の検討、不具合の回避策の提示、サポート問い合わせの精査などを定期的に実施。将来の問題発生を未然に防ぐことを目的としている。価格はこちらもデータベース単位で、年間480万円(税別)。

 最上位の「プレミアム」は、「プロアクティブ」の内容に加えて、顧客企業のビジネスイベントやシステムイベントに合わせた「現地待機サービス」を提供。また、顧客企業とのシステム運用に関する打ち合わせの頻度を高め、よりその顧客に密接したサポートを提供するとのこと。価格は、データベース単位で年間960万円(税別)。

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(石井 一志)
2012/2/17 11:53