大塚商会、スマートデバイスを一元管理するMDMサービス「たよれーる デバイスマネジメントサービス」


 株式会社大塚商会は8日、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスを運用・管理する「たよれーる デバイスマネジメントサービス」を発表した。2012年2月1日のサービス開始を予定する。

 「たよれーる デバイスマネジメントサービス」は、スマートデバイスの一括管理機能を提供するMDM(モバイルデバイス管理)ソリューション。管理下においたスマートデバイスの端末情報(OSバージョンやディスク容量など)取得、業務上必要のないカメラやゲームなどの利用制限、複数端末への一括設定、盗難・紛失時のリモートロックや初期化(ワイプ)といった機能を提供する。

 管理者はこのサービスを利用することにより、PCの管理画面から各種機能を操作できるほか、端末の状態を常に確認し、必要な場合は端末の設定変更をリモートから実施可能。またリモートからのロック、ワイプについては、24時間365日体制で大塚商会が代行するオプションも用意する。

 加えて、スマートデバイスの導入を前提とした計画策定やセキュリティポリシーの策定を支援するコンサルティングサービス「スマートデバイス ワンストップサービス」も提供。これらをあわせて利用することにより、導入時の設定支援や操作指導、導入後の教育、業務代行などを効率的に行えるとした。

 対象デバイスはiPhone/iPad(iOS 4以降)。Androidについては、2012年第2四半期の対応を予定するほか、ノートPCや複合機なども管理可能なマルチデバイス対応を、2012年第3四半期に予定している。


関連情報
(石井 一志)
2011/12/8 17:01