Microsoft、Skypeの買収を完了


 米Microsoftは13日、ルクセンブルクSkypeの買収を完了したと発表した。

 Microsoftは、Skypeを85億ドルで買収することで5月10日に合意。今回の買収完了により、SkypeはMicrosoftの一事業部となり、Skypeのトニー・ベイツCEOがSkype事業部のプレジデントに就任する。

 Skype事業部は現在の製品を引き続き提供していき、各国のSkypeの従業員も勤務を継続する。長期的には、「Skypeは、リーチを拡大し、人々のオンライン・コミュニケーションの基本的手段としての成長を加速するために多様なマイクロソフト製品に統合される予定」としている。

 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、「Skypeは世界中の数億人もの人々に愛されている驚異的なブランドです。人々が、いつどこにいても家族、友人、顧客、同僚と容易につながるための新しい方法を、当社がSkypeのチームと共に創造していけることを楽しみにしています」とコメントしている。

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