米Microsoft、Windows 8の開発者向けプレビュー版を公開
米Microsoftは13日(米国時間)、次期Windows OSであるWindows 8(開発コード名)の開発者向けプレビュー版を公開した。同社のサイトから無償でダウンロードできる。
今回のプレビュー版は英語版のみで、x64(64ビット)版とx86(32ビット)版が用意されており、x64版については、Windows SDK for Metro style apps、Visual Studio 11 Express for Windows Developer Previewといった開発環境が含まれたパッケージも公開されている。ただし今回は、Windows 8から提供開始される予定のARM版は公開されていない。
必要なハードウェア要件は、x86版が1GHz以上のCPU、1GBメモリ、16GBディスクで、x64版が1GHz以上のCPU、2GBメモリ、20GBディスク。また、DirectX9に対応したグラフィックデバイス(WDDM 1.0以上)が必要になるほか、タッチ操作を利用するためには、マルチタッチ対応のタッチスクリーンなども必要になる。
Windows 8からは、タッチ操作のために設計された新しいユーザーインターフェイスである「Metroスタイル」が導入されており、今回のプレビュー版でも、この検証などに利用できる。
なお、Windows 8製品版の提供時期については、スティーブ・バルマーCEOが5月のイベント「Microsoft Developer Forum 2011」で、2012年の登場を予告している。