iOS向けのモバイルデバイス管理サービス「BizMobile」、Androidにも対応
ビズモバイル株式会社は5日、クラウド型のモバイルデバイス管理(MDM)サービス「BizMobile」がマルチOSに対応したと発表した。
BizMobileは、スマートデバイスを集中管理する企業向け製品。今回、2011年3月に発売した「BizMobile for iOS」を機能拡張し、Androidにも対応させた。現状、iOSとAndroidでは利用できるMDMの機能に大きな差があるが、今後可能な限り管理機能を共通化し、自然に使えるよう工夫するとしている。
管理機能 | iOS4.2/4.3(iPad) | Android2.2以上 |
デバイス情報の取得 | MDM経由でないと取得できない情報あり | 項目・内容は機種ごとに異なる |
アプリケーション管理 | インストール済みアプリ一覧の取得 | インストール済みアプリ一覧の取得 |
各種設定 | 基本的な設定を網羅 | 未対応(標準APIなし) |
ポリシー設定 | 企業で必要なポリシーを網羅 | 最低限必要なポリシーは設定可能 |
利用制限 | 例外的な利用を除き制限可能 | 未対応(標準APIなし) |
紛失対策 | 遠隔ロック、ワイプ、パスコード消去 | 遠隔ロック、ワイプ、パスコード消去 |
これにより、AndroidスマートフォンとiOS端末を同じ画面から同じ操作でOSの違いを意識せずに管理できるとのこと。
ライセンス体形は、端末あたりの月額課金。価格はオープン。