コンピュウェア、Webサイトの稼働状況を把握する7種の無償テストツール


 日本コンピュウェア株式会社(以下、コンピュウェア)は2日、Webサイトの稼働状況を把握する7つの無償テストツールを公開した。実際のエンドユーザーがWebやモバイルサイト上でどのような体験をしているかを、各種機材を用意することなく確認できるという。

 提供を開始するのは、(1)ブラウザ互換性テスト、(2)デバイス互換性テスト、(3)インスタントテストプロ、(4)マルチブラウザパフォーマンステスト、(5)カスタムベンチマーク、(6)負荷テスト、(7)IPv6 Webサイトパフォーマンステスト。

 (1)は主要なOSとブラウザの4つの組み合わせにおいて、Webサイトがどのように表示されるかを確認できる。(2)は4種類のモバイル端末(iPod/iPad/Android/BlackBerry)上でWebサイトの表示を確認できる。(3)はWebサイトのレスポンスタイム、可用性、ばらつきなどを確認できる。(4)は2つのブラウザと4つの地域(米国内)からのアクセス時のレスポンスタイムの違いを確認できる。(5)は自社・他社サイト(最大4URL)のレスポンスタイム比較が行える。(6)はWebサイトへのトラフィックが増加した場合の挙動を確認できる。(7)はIPv6対応・IPv4対応サイトのパフォーマンス比較が行える。

 いずれのツールもアプリケーションパフォーマンス管理(APM)ソリューション「Compuware Gomez」のSaaSテクノロジーを活用している。同ソリューションは、実際のユーザーPCやモバイル端末からインターネット、企業WAN、プロバイダ、クラウドを経由し、データセンター内のインフラに至る、アプリケーションデリバリーチェーン全体をカバーするAPMソリューション。アプリケーションのパフォーマンス問題を通知し、ビジネスへの影響度合いに基づいて優先順位付けを行い、問題の根本原因を特定できるという。

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